メイウェザーの弟子的存在であるガーボンタ・デービスという選手をご存じでしょうか。
プロ入り後いまだ負け知らずで、中量級のトップ選手としての地位を確立しつつあります。
そんな中でガーボンダ・デービスの強さはどのくらいなのか気になる方は非常に多いのではないでしょうか。
#TheONE pic.twitter.com/IYdv5vbCFU
— Gervonta Davis (@Gervontaa) October 1, 2021
ガーボンダ・デービスのプロフィールや経歴
ガーボンダ・デービスのプロフィールや経歴について簡単に紹介します。
ガーボンダ・デービスのプロフィール
ガーボンダ・デービスのプロフィールは以下の通りです。
名前:ガーボンダ・デービス
生年月日:1994年11月7日
年齢:28歳
出身:アメリカ メリーランド州 ボルチモア
国籍:アメリカ
身長:166cm
リーチ:171cm
成績:29戦29勝(27KO)
愛称:Tank、The One
プロ入り後の成績は、29戦29勝無敗と圧倒的な強さを誇ります。
ジャーボンテイ・デイビスと呼ばれることもあります!
ガーボンダ・デービスの経歴
続いて、ガーボンダ・デービスの経歴についても触れます。
ガーボンダ・デービスは、アメリカでも治安が悪い地域のボルチモアという地域で生まれ育ちました。
ボクシングをいつから始めたかは不明ですが、
アマチュア時代の戦績は、206勝15敗とかなりの好成績だったことがわかります。
プロデビューは2013年2月で、18歳の時でした。
いきなり初回TKO勝利を飾り、大器の片鱗を見せつけます。
2017年には初めてタイトルマッチを行い、見事に勝利し、IBF世界スーパーフェザー級の王座を獲得します。
その後は体重超過により王座を失うこともありましたが、
WBAスーパーフェザー級王座や、WBAライト級王座、WBAスーパーライト級王座を獲得し、史上初の3階級同時王者になるなど、ボクサーとしての実力は本物でした。
現在は、WBA世界ライト級王座として、4度の王座防衛を果たしています。
ガーボンダ・デービスの強さはどのくらいか?
ガーボンダ・デービスの強さが気になるところではありますが、
強さはかなりのものがあると思われます。
まず一つが、プロ入り後負けなしという圧倒的成績を誇ります。
そしてこれまでのタイトルとして、IBF世界スーパーフェザー級王座、WBAスーパーフェザー級王座、WBAライト級王座、WBAスーパーライト級王座を獲得しています。
またKO率は93%を超えているなど、判定ではなく、KOで勝利を収めています。
試合序盤でKOすることも多く、同階級の選手とはかなりの実力差があると思われます。
さらには、ボクシング界のレジェンドであるフロイド・メイウェザーJrが太鼓判を押している選手ということもあり、今後のアメリカ中量級を引っ張っていく存在でもあると言えるでしょう。
2023年4月には、ライアン・ガルシアという強敵と対決しましたが、見事にKO勝を収め、ライアン・ガルシアに初の黒星をつけました。
ガーボンダ・デービスのボクシングスタイルは?
ガーボンダ・デービスは、サウスポースタイルで、圧力をかけて戦う選手です。
Tank(戦車)の愛称の通り、破壊的な強打を持っています。
相手にプレッシャーをかけ続け、隙があれば強打を打ち込むスタイルで数多くのKO勝を収めてきました。
フットワークも軽く、さすがメイウェザーが太鼓判を推す選手です。
ガーボンダ・デービスと井上尚弥の比較
階級は違いますが、ガーボンダ・デービスと井上尚弥選手を比較してみます。
名前 | ガーボンダ・デービス | 井上尚弥 |
愛称 | Tank | モンスター |
生年月日 | 1994/11/7 | 1993/4/10 |
年齢 | 28歳 | 30歳 |
国籍 | アメリカ | 日本 |
身長 | 166cm | 165cm |
リーチ | 171cm | 171cm |
戦績 (KO勝) | 29戦29勝 (27回) | 24戦24勝 (21回) |
KO率 | 約93% | 約88% |
プロデビュー | 2013年 | 2012年 |
階級 | ライト級 (61.23kg以下) | スーパーバンタム級 (55.34kg以下) |
身長やリーチだけでなく、年齢など類似点はかなり多いことがわかります。
大きく違うのは、やはり階級のところになります。
井上尚弥選手のスーパーバンタムとカーボンタ・デービスのライト級の間には2つの階級があり、今後もおそらく対戦は実現しないでしょう。
ただ、井上尚弥選手の所属ジムの大橋秀行会長がノンタイトル戦でもいいので、アメリカでPPVの試合をやってみたいと言っています。
なので、将来的にはもしかしたらもしかするかもしれません。。。
カーボンタ・デービスが身長170cmに満たない状況にもかかわらず、ライト級で戦っているのが異常と言えるでしょう。
PFPでは、井上尚弥選手が評価されているため、同階級で戦った場合は、井上尚弥選手が強いとされています。
ガーボンダ・デービスとロマチェンコの比較
続いて、同階級のライバルの一人であるワシル・ロマチェンコとも比較したいと思います。
名前 | ガーボンダ・デービス | ワシル・ロマチェンコ |
愛称 | Tank | Hi-Tech |
生年月日 | 1994/11/7 | 1988/2/17 |
年齢 | 28歳 | 35歳 |
国籍 | アメリカ | ウクライナ |
身長 | 166cm | 170cm |
リーチ | 171cm | 166cm |
戦績 (KO勝) | 29戦29勝 (27回) | 19戦17勝2敗 (11回) |
KO率 | 約93% | 約58% |
プロデビュー | 2013年 | 2013年 |
階級 | ライト級 (61.23kg以下) | ライト級 (61.23kg以下) |
北京、ロンドン五輪で連覇を果たすなど、アマチュア界では相当強かったロマチェンコですが、プロ入り後も勢いは止まらず世界最速で3階級制覇を果たします。
ちなみにアマチュアでの戦績は、397戦396勝1敗という驚異的な成績でした。
プロでの試合は多くないものの、記憶に残る多くの試合を行ってきました。
年齢もあり、最近はKO勝利することも減ってきており、仮に対戦することとなると、若くて勢いのあるガーボンダ・デービスに軍配が上がりそうです。
ガーボンダ・デービスの強さまとめ!
この記事では、メイウェザーの弟子的存在であるガーボンダ・デービスの強さについて紹介しました。
体格的に特別なものを持っているわけではありませんが、とにかく強いということがわかったと思います。
まだまだPFPとしては評価されていませんが、今後必ず名前が出てくる選手だと思われます。
今後のガーボンダ・デービスの活躍に注目しましょう!
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