モンスターこと井上尚弥選手がバンタム級の4団体統一王者に輝きました。
日本人史上初の快挙で、日本人にとってはこの上なく嬉しいニュースですよね。
そこで、この記事では、ボクシングにおけるパウンド・フォー・パウンド(PFP)の最新ランキングや歴代の1位のボクサーについても紹介したいと思います。
日本人がこれまで誰も辿り着けなかった場所まで来た。#pfp1 pic.twitter.com/MrNz0sfIIA
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) June 10, 2022
【パウンド・フォー・パウンド(PFP)とは?】
→全階級の体重差をなくした場合、つまり全階級を同一体重と仮定した場合最も強いのは誰かを示したランキング。
パウンドフォーパウンド(PFP)最新ランキング!
2022年12月10日時点における、、パウンド・フォー・パウンド(PFP)最新ランキングは以下の通りです。
※リング誌選定のものになります。
順位 | 名前 | 年齢 | 国籍 | 階級 |
1位 | オレクサンドル・ウシク | 35歳 | ウクライナ | ヘビー級 |
2位 | 井上尚弥 | 29歳 | 日本 | バンタム級 |
3位 | テレンス・クロフォード | 34歳 | アメリカ | ウェルター級 |
4位 | エロール・スペンス | 32歳 | アメリカ | ウェルター級 |
5位 | サウル・カネロ・アルバレス | 32歳 | メキシコ | S・ミドル級 |
6位 | ドミトリー・ピボル | 31歳 | キルギス/ロシア | L・ヘビー級 |
7位 | ワシル・ロマチェンコ | 34歳 | ウクライナ | ライト級 |
8位 | ジョシュ・テイラー | 31歳 | イギリス | S・ライト級 |
9位 | ジャーメル・チャーロ | 32歳 | アメリカ | S・ウェルター級 |
10位 | フラン・フランシスコ・エストラーダ | 32歳 | メキシコ | S・フライ級 |
残念ながら、井上尚弥選手は現在2位に位置し、ウクライナのウシクが1位となっています。
また、バトラー戦で圧倒的な試合をし、4団体を統一しましたが、今回は1位にならないと思われています。
>>>S・バンタム級のライバル アフマダリエフと井上尚弥の比較はこちら!
パウンドフォーパウンド(PFP)歴代1位は?
では続いて、パウンドフォーパウンド(PFP)の年間ランキングにおいて、歴代1位に輝いたことのあるボクサーを紹介したいと思います。
パウンド・フォー・パウンドの年間ランキングのデータについては、1989年〜見つけることができました。
○1980年代/90年代
1989年:マイク・タイソン
1990年:フルオ・セサール・チェベス
1991年:フルオ・セサール・チェベス
1992年:フルオ・セサール・チェベス
1993年:パーネル・ウィテカー
1994年:パーネル・ウィテカー
1995年:パーネル・ウィテカー
1996年:ロイ・ジョーンズ・ジュニア
1997年:オスカー・デ・ラ・ホーヤ
1998年:オスカー・デ・ラ・ホーヤ
1999年:ロイ・ジョーンズ・ジュニア
○2000年代
2000年:シェーン・モズリー
2001年:シェーン・モズリー
2002年:バーナード・ホプキンス
2003年:ロイ・ジョーンズ・ジュニア
2004年:バーナード・ホプキンス
2005年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2006年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2007年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2008年:マニー・パッキャオ
2009年:マニー・パッキャオ
○2010年代
2010年:マニー・パッキャオ
2011年:マニー・パッキャオ
2012年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2013年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2014年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2015年:ローマン・ゴンザレス
2016年:ローマン・ゴンザレス
2017年:ゲンナジー・ゴロフキン
2018年:ワシル・ロマチェンコ
2019年:サウル・アルバレス
○2020年代
2020年:サウル・アルバレス
2021年:サウル・アルバレス
日本でもお馴染みのマイク・タイソンやメイウェザー、パッキャオなどそうそうたるボクサーばかりですね。
2022年は井上尚弥選手が年間ランキング1位になってくれることを願うばかりです。
パウンドフォーパウンド(PFP)で日本人選手の順位は?
最後にパウンド・フォー・パウンドにおいて、過去に井上尚弥選手以外に日本人選手がランクインしていたのかどうかについて調べてみました。
※リング誌選定
【過去ランク入りしたことのある日本人選手】
山中慎介元選手:最高9位
内山高志元選手:最高10位
井上尚弥選手 :最高1位
井岡一翔選手 :最高9位
これまで日本には数多くのボクシング世界王者がいましたが、今までにたった4人しかランキングには入っていません。
それだけに、ランキングに入ること自体が名誉なことだということがわかります。
今後さらなる多くの日本人選手がランキングに入ってくることを期待したいですね。
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