日本が世界に誇るモンスター井上尚弥選手が2023年春にスーパーバンタム級に階級を上げることが決まりました!
私たちとして、井上尚弥選手の4階級制覇は疑わないですが、そのスーパーバンタム級にかなり手強い選手がいます。
その名もムロジョン・アフマダリエフです。
そんな中多くの人は、このアフマダリエフと井上尚弥選手が対戦したらどうなるのか気になっているのではないでしょうか。
また最高の景色を pic.twitter.com/ophvtSGvv6
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) June 18, 2022
アフマダリエフのプロフィールや経歴
では、井上尚弥選手の対戦予想をしていく前に、アフマダリエフのプロフィールや経歴について紹介します。
アフマダリエフのプロフィール
プロフィールは以下の通りです。
名前:ムロジョン・アフマダリエフ
生年月日:1994年11月2日
年齢:27歳
出身:ウズベキスタン ナマンガン
身長:166cm
階級:スーパーバンタム級
保持ベルト:現WBA・IBF世界王者
アフマダリエフはウズベキスタンのナマンガン出身です。ウズベキスタンは、中央アジアに位置しており、なかなか日本人には馴染みのないところかもしれません。
アフマダリエフの経歴
続いて、アフマダリエフの経歴について紹介します。
元々アフマダリエフの階級はバンタム級であり、アマチュア時代はバンタム級で戦っていました。
2015年には世界ボクシング選手権大会に出場し準優勝。また翌年の2016年リオデジャネイロオリンピックでも銅メダルを獲得しました。
その後プロに転向し、プロ転向後はスーパーバンタム級を主戦場に。
プロ初戦は2018年に行われ、なんと1回TKOという衝撃のデビューを果たします。
そこから6戦重ね、2020年1月のプロ8戦目に世界戦に初挑戦。相手は、当時WBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級王者のダニエル・ローマンで、判定にもつれる接戦となりましたが、勝利を手にし、WBA・IBFの統一王者となりました。
その後は、日本の岩佐亮佑選手と王者防衛戦を戦うなど、2022年8月時点でWBA・IBFを3回防衛を果たしています。
アフマダリエフと井上尚弥の比較
続いて、アフマダリエフと井上尚弥選手について簡単に比較します。
名前 | アフマダリエフ | 井上尚弥 |
愛称 | MJ | モンスター |
生年月日 | 1994/11/2 | 1993/4/10 |
年齢 | 27歳 | 29歳 |
国籍 | ウズベキスタン | 日本 |
身長 | 166cm | 165cm |
リーチ | 173cm | 171cm |
プロ戦績 (KO勝) | 11戦11勝 (8回) | 23戦23勝 (20回) |
プロデビュー | 2018年 | 2012年 |
現階級 (体重) | Sバンタム級 (55.34kg以下) | バンタム級 (53.52kg以下) |
アフマダリエフはまだ11戦しか戦っておらず、“プロとして“のキャリアとしては井上選手には遠く及びません。
井上選手もそうですが、アフマダリエフも未だ負けなしで、戦うとなるとかなり面白い試合になるでしょうね。
アフマダリエフと井上尚弥の対戦予想
続いて、アフマダリエフと井上尚弥選手が対戦した場合の予想をしていきたいと思います。
結論から言うと、井上尚弥選手の勝利が濃厚ではないでしょうか。
もちろん、現時点の予想に過ぎず、また勝負ごとは読めないことも多いのですが。
ポイント①PFP1位との評価
まず、井上尚弥選手が勝利すると思う理由の一つが、現PFP1位とボクシング界で評価されているためです。
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→ボクシングにおける全階級の体重差がなく、同じとした場合誰が最も最強かを示す称号
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— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) June 10, 2022
そう、ボクシング界で最も強い評価を得ているということになります。つまりは、アフマダリエフよりも評価は高いことになります。
スーパーバンタム級に階級を上げてもこの評価は変わらないと予想します。
ポイント②ドネアがフェザー級でも通用するコメント
勝利すると考えるポイント2つ目が、ノニト・ドネアがフェザー級でも通用するとあるインタビューでコメントしたことです。
ボクシングファンなら誰もが知っているノニト・ドネア。
井上尚弥選手とは2回も戦い、歴史の残るビッグファイトを披露してくれましたよね。
そんなドネアは、井上尚弥選手は5階級制覇できる逸材だと太鼓判を押しました。ドネアは2022年8月時点で39歳のレジェンドボクサーであり、フェザー級チャンピオンにもなった世界5階級制覇王者ということをご存知でしょうか。
そんな井上尚弥選手と2回、またフェザー級でも戦ったことのあるレジェンドの言葉にはかなり説得力があると言えます。それだけ井上尚弥選手のパンチは重いということを意味するのでしょう。
ポイント③「ムロジョンがかみ合う」とコメント
続いて3つ目が、井上尚弥選手がある番組で、「ムロジョン(アフマダリエフ)の方がかみ合う相手かな」とコメントしたことです。
※“の方が“というのは、現WBC・WBO世界王者のスティーブン・フルトンと比べてという意味
これまで井上選手はプロで23戦戦ってきていますが、おそらくさまざまなスタイルの選手と試合を重ねてきたと思われます。
そんな経験豊富な井上選手が試合映像を少しみただけで、そのように感じたわけなので、おそらく井上選手にとってアフマダリエフは戦いやすい相手なのでしょうね。
この真意はボクシングのトップ井上尚弥選手にしか分からないと思われますが、日本人ファンとしては、ますます試合を見たくなるような言葉に感じました。
以上の3点のポイントから試合をした場合、井上尚弥選手の勝利は濃厚だと予想します!
アフマダリエフとフルトンの統一戦はある?
日本人ファンとしては、ぜひとも井上尚弥選手とアフマダリエフの試合はもちろん見てみたいですよね。
ただボクシング界隈では、井上選手がSバンタム級に階級を上げる前に、アフマダリエフとフルトンが4階級統一戦を行うのではないか?と噂されています。
井上尚弥チャンプに対してフルトンとアフマダリエフがもう待っていますね👊🔥🔥🔥👊
スーパーバンタム級が楽しみてす👊👊👊👊👊👊👊👊👊👊2冠王者アフマダリエフが残忍12回TKOでV3 未来の“井上尚弥のライバル候補”が貫録(THE ANSWER)#Yahooニュースhttps://t.co/72LZFQQgJu
— rennrenn (@miurennrenn) June 26, 2022
しかし、現時点ではまだ具体的な話にはなっていないようです。
2022年の内にお互い4階級制覇戦を望む意志はあるようでしたが、アフマダリエフが直近の防衛戦(2022年6月)で拳を骨折したことが原因で、担当ドクターよりサンドバッグを殴ることを禁止されたようで、まともな練習ができないということでした。
井上尚弥選手との対戦はもちろんですが、フルトンとの4団体統一戦もぜひ見たいところです。
2022年12月現在でも統一戦に関しての進捗はありません。
アフマダリエフと井上尚弥どっちが強いかまとめ!
今回は、アフマダリエフと井上尚弥選手が対戦した場合、どちらが強いかについて予想してきました。
階級が上がるとバンチ力等はかなり違ってくると思われますが、井上選手が勝利するのではないかなと予想します。
その理由の中で、レジェンドボクサーであるドネアが、フェザー級まで通用すると語ったのは本当に大きいことだと思われ、また期待の表れだと思います。
今後のスーパーバンタム級に注目していきたいと思います!
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