スーパーバンタム級2試合目で井上尚弥選手の4団体統一の可能性が見えてきました。
フルトン戦を7月に控えている井上尚弥選手ですが、早くも次戦の相手が噂されています。
その相手とは、最強とも言われていたムロジョン・アフマダリエフを倒したマーロン・タパレスです。
そんな中で、井上尚弥選手とタパレスの試合が行われた場合の勝敗予想が気になる方は多いのではないでしょうか。
#井上尚弥 、転向2戦で4団体統一王者も フルトンに勝てばタパレスと統一戦へ WBAが承認 #スポーツ #sports #ニュース https://t.co/enklbZcJoi pic.twitter.com/WE190tASLX
— スポーツ報知 (@SportsHochi) June 7, 2023
タパレスのプロフィールや経歴
井上尚弥選手との勝敗予想の前に、タパレスのプロフィールや経歴について紹介します。
タパレスのプロフィール
タパレスのプロフィールは以下の通りです。
名前:マーロ・タパレス
生年月日:1992年3月23日
年齢:31歳
出身:フィリピン
身長:163cm
階級:スーパーバンタム級
保持ベルト:現WBAs世界スーパーバンタム級スーパー王座・IBF世界スーパーバンタム級王者
フィリピン出身ということで、レジェンドのマニー・パッキャオやノニト・ドネアと同郷になります。
タパレスの経歴
続いて、タパレスの経歴について紹介します。
タパレスのプロデビューは2008年まで遡り、プロキャリアはライトフライ級からスタートしています。
過去に日本で試合を行っており、現在時点でこれまで獲得したタイトルは、以下の5つです。
①フィリピンGABライトフライ級王座
②WBOアジア太平洋バンタム級王座
③WBO世界バンタム級王座
④WBA世界スーパーバンタム級スーパー王座
⑤IBFスーパーバンタム級王座
特に、群雄割拠のスープーバンタム級で、2023年にムロジョン・アフマダリエフから王座を奪った試合は世界に衝撃を与えました。
タパレスの戦績
続いて、タパレスの戦績について紹介します。
2023年6月時点で、タパレスの戦績は37勝(19KO)3敗です。
対戦相手 | 結果 | 開催日 |
ネストール・ガモロ | 〇1R TKO | 2008/7/18 |
シェルウィン・マクドルンガイ | 4R判定 | 2008/8/23 |
ジェロム・ツヨール | 6R判定 | 2008/9/20 |
フレディ・マルティネス | 6R判定 | 2008/11/19 |
チャーリー・ラミラ | 〇1R TKO | 2008/12/27 |
ライアン・タンパス | 〇8R判定 | 2009/1/15 |
ロデル・テハレス | 〇10R判定 | 2009/3/25 |
マイケル・ロドリゲス | 〇10R判定 | 2009/4/19 |
ブリックス・レイ | ●6R棄権 | 2009/5/30 |
へルソン・マンシオ | 〇10R判定 | 2009/8/29 |
アルマンド・デラクルス | 〇10R判定 | 2009/11/8 |
ランディ・ペタルコリン | 〇2R TKO | 2010/1/23 |
ワルリト・パレナス | 〇7R TKO | 2010/4/9 |
チャーリー・カビジャ | 〇12R判定 | 2010/6/12 |
リチャード・オリサ | 〇10R判定 | 2010/10/6 |
レイ・ミグリノ | 〇10R判定 | 2010/11/5 |
チャーリー・カビジャ | 〇1R KO | 2011/2/6 |
アレハンドロ・ソロリオ | 〇6R判定 | 2011/5/6 |
ルークラック・キャットマンミー | 〇4R KO | 2011/6/25 |
モービル・マーチン | 〇10R判定 | 2011/10/9 |
レックス・オリサ | 〇3R TKO | 2011/11/17 |
ラスマヌディン | 〇2R KO | 2012/10/20 |
ダビド・サンチェス | ●12R判定 | 2013/2/23 |
ルーベン・マナカネ | 〇4R TKO | 2013/5/26 |
フレディレックス・ロドリゲス | 〇12R判定 | 2013/8/1 |
ガリー・スサント | 〇10R判定 | 2014/2/8 |
木村隼人 | 〇5R負傷判定 | 2014/4/13 |
ファジーリ・マヒハ | 〇12R判定 | 2014/6/28 |
ジェッカー・ブハウェ | 〇2R KO | 2015/1/31 |
大森将平 | 〇2R TKO | 2015/12/16 |
プンルアン・ソーシンユー | 〇11R KO | 2016/7/27 |
大森将平 | 〇11R TKO | 2017/4/23 |
グッドラック・ミレマ | 〇1R KO | 2018/9/30 |
フェルナンド・バルガス・パーラ | 〇5R棄権 | 2019/2/16 |
ロベルト・カスタネダ | 〇3R KO | 2019/6/1 |
岩佐亮佑 | ●11R KO | 2019/12/7 |
エデン・ソンソナ | 〇2R TKO | 2020/11/21 |
勅使川原弘晶 | 〇2R KO | 2021/12/11 |
ホセ・エストラーダ | 〇2R KO | 2022/5/14 |
ムロジョン・アフマダリエフ | 〇12R判定 | 2023/4/9 |
タパレスと井上尚弥の比較
続いて、タパレスと井上尚弥選手の比較をしたいと思います。
名前 | マーロン・タパレス | 井上尚弥 |
愛称 | Maranding Nightmare | モンスター |
生年月日 | 1992/3/23 | 1993/4/10 |
年齢 | 31歳 | 30歳 |
国籍 | フィリピン | 日本 |
身長 | 163cm | 165cm |
リーチ | 165cm | 171cm |
プロ戦績 (KO勝) | 40戦37勝3敗 (19回) | 24戦24勝 (21回) |
プロデビュー | 2008年 | 2012年 |
現階級 | Sバンタム級 | Sバンタム級 |
プロでの経験は圧倒的にタパレスの方が上なことがわかると思います。
しかしながら、年齢は近く、まさに同年代のライバルと言えるでしょう。
タパレスと井上尚弥の勝敗予想
では、タパレスと井上尚弥選手が対戦した場合の勝敗予想を行います。
結論から言うと、
井上尚弥選手が圧勝するのではないかと思います。
現在の井上尚弥選手は、スープーバンタム級の一つ上の階級でもあるフェザー級でも問題なく勝負できると言われています。
もちろん、PFPでも上位に評価されています。
それも、過去2度対戦し、フェザー級の経験者でもあるノニト・ドネアから太鼓判を押されています。
タパレスは、上の階級から下げてきた選手ではなく、井上尚弥選手のように下の階級からスープーバンタム級まで上げてきました。
身長やリーチからも見てわかるように、井上尚弥選手が体格でも一歩上手です。
さらには、過去に日本人の岩佐亮佑選手にもKO負けしているということからも、決して最強の選手ではないでしょう。
個人的には、アフマダリエフが負けたのが驚きです。
過去の戦績からみると、タパレスはスタミナもあり、KOもできるだけの力を持っている選手だとは思われますが、スープーバンタム級でも現段階で井上尚弥選手を上回る実力のある選手はいないでしょう。
井上尚弥vsタパレスの勝敗予想まとめ!
この記事では、井上尚弥選手とタパレスが対戦した場合の勝敗について予想してきました。
井上尚弥選手の実力は計り知れず、選手としてのピークもまだまだこれからだと思われます。
タパレスやスープーバンタム級の名だたるライバルと対戦し、早々とスープーバンタム級の4団体統一を実現してほしいですね!
これからも井上尚弥選手の活躍を楽しみにしましょう!
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